プログラミングや電子工作などについての記事がほとんどです

賛否両論のスーパーマリオランは本当にクソゲーなのか?

0 件のコメント

ついに発表、しかし賛否両論……

2016年12月15日にNintendoより片手で遊ぶマリオ「スーパーマリオラン」が発表されました。記事を書いていている時点ではレーティングは平均3程度。どでかく広告が打たれていたことが期待を大きくさせ、思ったよりも面白くなかったという反応が多いようですね。それだけでなくゲームの課金システムに一般の方には受け入れがたいところがあるようです。

こちらは2016年12月15日までの1週間の任天堂の株価を示しています。(Yahooファイナンスより引用) 見事にアプリのリリースタイミングに売りが発生していることがわかります。 「スーパーマリオラン」の公開が発表され、任天堂の株価が上昇していたことを考えると、投資家にとっては期待を下回ったものだったのかもしれません。

関連ニュース
任天堂が続急伸、「スーパーマリオラン」12月15日配信開始で再び走る | 個別株 - 株探ニュース
任天堂:スマホ向けマリオ配信、株価は1カ月ぶり日中下落率 - Bloomberg

プレイしてみた

取り敢えずインストールして、一通り遊んでみました。私としてはこのゲームの命運は今後の方針次第かなと思っていて現状はなんとも言えないです。というふうに感じている理由をつらつらとかいてみます。

ゲーム概要

大きくわけて2つのプレイモードがあります。

1つ目がワールドツアーというモードです。これは従来のマリオ動揺、ステージをクリアして楽しむというもの。ゴールに到達すればクリアというシンプルなゲームです。

2つ目がキノピオラリーというゲームで、オンライン上の他のプレイヤーのゴーストとポイントを競って遊ぶというモードです。先にゴールしたほうが勝ちというのではなく、コインの枚数や決めたトリックの回数などから総合的に評価されるスコアに基づいて勝利判定がなされます。

その他にはソシャゲに見られるまちづくりのような「王国づくり」というモードもあります。進度に応じて解禁されるショップアイテムを王国に配置していくというもの。

以降詳細について説明していきます。

ゲーム起動画面

こんなかんじ。
スマホにはとても鮮やかに映る。

メニュー画面

こちらはメニュー兼王国のプレビュー画面です。
マリオ独特の世界観が広がっています。

ワールドツアー

画面をタップするとマリオがジャンプするという実にシンプルな仕様なのですが、タップする長さによって飛ぶ高さが変わったり、2回タップすると滞空時間が長くなったりとシンプルさの中に奥深さがあるデザインになっています。また、小さな敵は自動的に飛び越えるようになっており、初心者の人にもとっつきやすい仕様と言えます。上の図は自動的にクリボーを避ける様子です。

通常のマリオ通りゴールすることが目的ですが、色がついた「カラーコイン」を5枚集めるという遊び方もあります。ある色のカラーコインを集めると別の色が異なる配置で配置されるようになっていて、ピンク→青→緑と順に解禁されていき3度楽しめるようになっています。

さて、Twitterなど世間的に議論を呼んでいるのがこのワールドツアーモードです。その理由は初期で用意されている1-1 ~ 6-4のステージのうち、1-1,1-2,1-3の3ステージしか無料で遊べないという点にあります。それ以外の21ステージを遊ぼうとすると1200円の課金が必要になっています。スマホゲームは無料で遊べるというのが一般的な感覚になっているためか、この点が議論になっているようですね。

キノピオラリー

こちらのモードでは世界中のライバルとランを競うことができます。いかにかっこよくランできるかを競うというのがこのモードのコンセプトですが、詳細には得たコインの数と決めたアクロバットの数でスコアリングされます。タップするタイミングによりアクロバットが発生し、スコアが発生します。

最終的に勝者の王国にキノピオがやってきて、そのキノピオの数によって王国が成長していくというシステムになっています。

なおこのモードをプレイするにはチケットが必要です。これを入手する方法はいくつかあります。

  • ワールドツアーにてカラーコインを5枚集める
  • はてなボックスからたまに出て来る
  • ボーナスゲームの館のゴールで一定確率で入手

これらの条件を満たすことでキノピオラリーに参加するチケットを得られます。

王国づくり

先述の2つのランゲームによって得たコインを使って建築物を購入し、配置するというモードです。キノピオラリーにより王国のレベルがアップしますが、それに伴って新たな建築物が解禁されたりします。

ボーナスゲームの館

通常ステージに比べてたくさんコインが出て来るボーナスゲームをプレイすることができます。8時間に1回プレイできるという仕様です。キノピオラリーのプレイに必要なチケットが一定確率でゴールにて入手できるようになっています。

考察

さて、以上をふまえてスーパーマリオランが良ゲーかはたまたクソゲーか、というところを考えたいと思いますが現状ではどちらとも言えないのではないかと思います。

ワールドツアーモードは課金しなければ3ステージしか遊べないという強い制限があります。いわゆるスマホのゲームは通常プレイは無料というものが普通になっている現状としては少しギャップがあるかもしれません。

ですがキノピオラリーというモードがある点でこの問題は埋め合わせ出来ているのではないかと思います。こちらはプレイできる回数に制限はあるものの、その点ではスタミナというシステムを導入している通常のソシャゲと大差ありません。またこのモードはプレイできる内容について課金如何によって大きな差は生じないので、この点でもソシャゲとしては良心的な部類だと思われます。

通常家庭用ゲームは購入して遊ぶものということを考えるとワールドツアーモードのステージ解禁に1200円かかるというのはそれほど不自然ではないでしょう。Nintendoとしてもワールドツアーモードは従来の据え置き型ゲームのソフトと同じような立ち位置で買い切りのゲームとして制作しているのではないかと思います。対してキノピオラリーというモードは完全に無料で遊べるものとして切り分けているのではないでしょうか。

私個人としては課金システムについては有料・無料のゲームがパッケージングされていると考えれば特に不満を抱いてはいません。ただし1点問題だと感じているのが、キノピオラリー参加に必要なチケットの入手が困難なことです。先程これを入手する3つの方法を挙げました。(ほかにもあるかもしれません。)

  • ワールドツアーにてカラーコインを5枚集める
  • はてなボックスからたまに出て来る
  • ボーナスゲームの館のゴールで一定確率で入手

1つ目の入手法は各ステージ、カラーコインの種類の数と同じ3回×2枚しかチケットを手に入れることができません。つまり1200円の課金をしていない場合は「2枚 × 3種類 * 3ステージ = 18枚」に限られます。

また2つ目については出現する確率が高くないため、手に入れようと思ってすぐに手に入れることができません。筆者は20回ほどゲームをしましたがまだ一度も出てきていません……。

3つめについてはボーナスゲームは8時間に1回しかプレイできない上、最終的に2分の1の確率でしか手に入れることがかなわないのでこちらも確実とは言えません。

上記のようにチケットの入手条件が厳しすぎるような気がします。すなわちチケットが手に入るまでは3ステージしかない体験版のような状態がある程度続いてしまうことになるのです。これが改善されればユーザの満足度が向上するのかなと思っています。

ゲーム自体はNintendoらしいシンプルな面白さがあります。したがって無課金ユーザの権利バランス調整次第でスーパーマリオランは良ゲー、クソゲーいずれにも転ぶかなと感じています。

0 件のコメント :

コメントを投稿